新医療への挑戦(臨床研究・治験)

新医療への挑戦(新規医療開発研究)

医学・医療は大きく進歩しています。しかしながら、いまだ確実に治癒を導く治療法がない疾患も少なくありません。「新規医療の開発」は、医療者の大きな責務のひとつです。 

現代の医療は、科学的、人道的、倫理的に行われ、積み上げられてきた膨大な臨床研究の結果に基づき組み立てられています。また、こうした臨床研究も基礎医学研究の成果なくしては計画・実施できません。

当院では、臨床研究管理部門、医療倫理管理部門を設け、倫理審査委員会の承認を受けた臨床研究を推進、支援するとともに、基礎医学研究への参画も促進しております。

患者・家族の皆様には、研究へのご参加をお願いする場合もございます。説明をよくお聞きいただき、ご同意いただけるようでしたらご参加お願い申し上げます。

 

現在進行中の臨床研究

研究種目 研究課題名 研究代表者 研究期間 研究者
自主臨床研究 東札幌バイオバンク
(ヒト資料の収集と
臨床情報を利用した
臨床研究基盤の構築)
西山正彦
(副理事長)
2020.4.1

2030.3.31
東札幌病院
全医療職
自主臨床研究
(多施設共同研究)
腹部救急認定医・
教育医制度認定施設における
急性虫垂炎に対する治療成績
多施設共同後ろ向き研究
堀口明彦
(藤田医科大学
ばんたね病院)
2020.2.18

2024.4.30
山口洋志
(外科医長)
(施設研究責任者)
自主臨床研究
(多施設共同研究)
がん治療と並行した支持・
緩和医療最適化モデルの
確立に資する
患者情報データベースの構築:
AI実装とプレシジション
メディスン確立をも
視野に入れた科学的基盤の構築
西山正彦
(副理事長)
2020.4.1

2023.3.31
佐藤健一
(滋賀大学)
小松 正明
(国立研究開発法人
理化学研究所)
大日方英
(群馬大学)
川端麗香
(群馬大学)
自主臨床研究 緩和ケア病棟における
身体症状出現傾向の変化
笠巻暁代
(看護主任補佐)
2020.2.18

2021.1.31
長野真由
(看護師)
(研究分担者)
平成28年度
日本医療研究開発機構
研究費
(革新的がん医療
実用化研究事業)
抗がん治療中のせん妄の発症と
重症化の予防に対する
多職種せん妄初期対応
プログラムの質的評価
田中登美
(奈良県立医科大学
医学部看護学科教授)
2020.2.18

2020.8.31
二井矢ひとみ
(看護部副部長)
(研究参加施設
責任者)
平成28年度
日本医療研究開発機構
研究費
(革新的がん医療
実用化研究事業)
抗がん治療中の
せん妄の発症と
重症化の予防に対する
通常ケアと
多職種せん妄
初期対応プログラムとの
多施設クラスター
ランダム化比較試験
小川朝生
(国立がん研究
センター/
先端医療開発
センター/
精神腫瘍学開発分野)
2016.7.22

2019.6.30
二井矢ひとみ
(看護部副部長)
(研究参加施設
責任者)

現在進行中の基礎開発研究(研究費取得研究のみ)

研究種目 研究課題名 研究代表者 研究期間 研究者
令和2(2020)年度
基盤研究(B)
(一般)
ヒストンメチル化酵素
KMT2変異によるエピゲノム異常と
子宮内膜がん発症および進展
畑田出穂
(群馬大学・
生体調節研究所・
教授)
2020.4.1

2023.3.31
西山正彦
(副理事長、
研究分担者)
令和2(2020)年度
基盤研究(C)
(一般)
次世代シークエンス及び
電気生理学的手法を駆使した
新規遺伝性不整脈の病態解明
中島 忠
(群馬大学・
医学部附属病院・
講師)
2020.4.1

2023.3.31
西山正彦
(副理事長、
研究分担者)
平成29(2017)年度
若手研究(B)
網羅的ゲノム解析に基づく
難治がんのバイオマーカー・
治療標的の策定
川端麗香
(群馬大学・
未来先端研究機構・
講師)
2017.4.1

2021.3.31
西山正彦
(副理事長、
研究協力者)
平成30(2018)年度
基盤研究(C)
(一般)
膵管内乳頭粘液性腫瘍の
新規マウスモデルで
発見された病態分子の
臨床応用的機能解明
山口洋志 2018.4.1

2021.3.31
山口洋志
(外科医長)

バイオバンク研究へのご参加について

当院では、ご同意いただいた皆様から臨床情報、血液、体液、がん組織、正常組織などの「試料」を大切に保管する「バイオバンク事業」を行っております。バイオバンクに保管された試料は、新しい検査法や治療法の開発など医学や医療を発展させる研究基盤になります。

研究で得られる個人情報はバイオバンクにおいて厳重に管理されます。提供された試料は個人を特定できる情報を含まない専用番号により管理されます。この専用番号と研究協力者を結びつける登録台帳はバイオバンクにおいて管理して、分析を行う研究者や共同研究者にあなたの個人情報が分からないようにしています。並行して、検体管理システムにより匿名情報管理を行います。

外来、病棟で担当者が参加のお願いにあがることがありますが、研究への協力はあくまでも任意です。こ協力いただけない場合でも一切不利益はありません。また、一旦協力にご同意いただいた場合でもいつでも撤回することは可能です。
ご提供いただいたあなたの診療情報や検体は、将来の医学・医療の発展を支える貴重な科学資源となり、予防、診断、治療、ケアまで、新しいお薬の開発や診断法などの開発をふくめ、大きな役割を果たします。

ご提供についてご検討いただければ幸いです。

(資料)

  1. 東札幌病院バイオバンク計画書
  2. バイオバンク説明文書_東札幌病院
  3. 同意文書_東札幌病院
  4. 同意取り消し文書_東札幌病院