リハビリテーション課

係長 紺田 歩優
(理学療法士3名、作業療法士4名、言語聴覚士1名、音楽療法士1名)

主に入院患者さまを対象とし、病棟・生活の中でのリハビリテーションを重視しながら、疾病や治療の影響による身体機能の低下、体力の低下等を出来る限り予防・改善し、QOL(日々の生活の質、生命の質)を維持・向上できるように努めています。

がん診療を中心とする当院で、平成16年の部門開設当初から主に維持期・緩和期のがんのリハビリテーションを進めてきました。
当院の特色である緩和ケアの一端を担うべく、患者さま・ご家族の意向や価値観を尊重しながら、医師・看護師はもちろん管理栄養士や薬剤師、医療ソーシャルワーカー(MSW)、ボランティア等多職種で連携し、少しでも苦痛が少なく、その方らしく過ごせるようチーム医療を実践しています。
日常生活の中での小さなご希望から外出・外泊、早期退院等、どのように過ごしたいのかという選択肢を1つでも多く保てることを目指しています。緩和ケア病棟に入院中の方も、一般病棟と同様に介入させていただいています。

音楽療法も個別に対応しており、入院生活の中で生の音楽を聴いたり、歌ったり、演奏したりすることは苦痛の軽減や気分転換、心理的なサポートに有効です。同席するご家族の癒しになることも少なくありません。

また訪問看護ステーションも兼務しており、ご自宅でその方らしく安心して過ごせるように在宅でのリハビリテーション・音楽療法も行っています。

リハビリテーション実績

1)リハビリテーション年度別終了者数

2018年569人
2019年706人
2020年618人
2021年859人
2022年827人

2)音楽療法年度別終了者数

2018年132人
2019年106人
2020年105人
2021年115人
2022年118人