循環器内科

診療内容

外来では高血圧症、狭心症・心筋梗塞に代表される虚血性心疾患、不整脈、静脈瘤・閉塞性動脈硬化症に代表される血管疾患などの循環器疾患の診療を行っています。当院は冠動脈CT検査などの機器は備えてないため狭心症や心筋梗塞などを疑う場合には循環器専門病院に紹介しています。

最近「腫瘍循環器学」という新しい臨床研究分野が提唱されています。

新たな治療薬の開発や治療機器の進歩によりがん生存年数が上がっており、がん患者さんの高齢化に伴い循環器疾患を並行して診る必要性が高くなっています。

具体的な例

  1. ①従来のがん治療薬(アントラサイクリン系など)により生じる心筋障害の早期診断や治療を行う

  2. ②最近の分子標的薬・血管新生阻害薬に起因する血圧上昇や心不全に対処する

  3. ③加齢やがんの進行によって生じる心房細動などの不整脈に対処する

  4. ④トルソー症候群などがん関連血栓症を合併した患者さんを診る

循環器科というとカテーテルを駆使した救急処置を連想しますが、当科の特徴はがん患者さんが困っている循環器領域の症状を主治医・スタッフと連携して極力軽減することにあります。

スタッフ

科長秋津 秀樹日本内科学会 内科認定医
日本医師会認定 産業医
(非常勤)髙木 伸之日本内科学会 内科認定医
日本医師会認定 産業医
(非常勤)古谷 純吾日本内科学会 総合内科専門医
日本循環器学会認定 循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会 専門医
(華岡青洲記念病院副院長)
(非常勤)久野 篤史

治療を受けるにあたって

高血圧症や狭心症は成因として塩分の過剰摂取、栄養の偏り、運動不足など長年積み重ねてきた生活習慣の乱れが挙げられます。特に外来では投薬だけでなく積極的に栄養指導を導入しています。

喫煙もまた動脈硬化を進める重要な因子であり、特に冠動脈疾患やがんの予防には禁煙が不可欠であり重ねて禁煙の必要性を説明しています。薬は単独でも副作用が出現する場合がありますし、服用する薬が増えると薬剤同士の相互作用で体にとってマイナスに働く事象が起こることがあります。

最近は高齢化により腎機能障害を伴う患者さんが増えており、消炎鎮痛剤や造影剤などの使用で腎機能が低下することへの注意が必要です。サプリメントの服用でも副作用が出現することがあり、治療にあたっては様々な提案をすることがありますのでご理解とご協力をお願いします。

秋津医師の外来枠で施行してきた禁煙外来は、禁煙治療のモニターとなる呼気CO測定器使用が新型コロナ感染流行下では極めて困難であること、また禁煙治療薬:チャンピックスが製造元より出荷保留となっているため当面の間中止とさせて頂きます。